こんにちは。
LP2が「お願いランキング」という番組に出たことあるのは知ってますか?
このとき紹介されたのが、当店名物の熊本直送馬刺し。
これが絶賛されて、この放送を見てご来店されて、常連さんになられた方も多いんです。
民放の力は凄いなと感じた時期でもありました。
その熊本から仕入れている馬刺し。
元々熊本では生肉、特に馬刺しを食べる文化はかなり前から根付いているそうです。
そのルーツは江戸時代前期まで活躍した、加藤清正が広めたということが有力視されています。
熊本の馬刺しは他とは一味違う!という声が多い理由には、その生産過程がとても大きく影響しています。
熊本名物として知られる「馬刺し」ですが、実は「熊本産」と表示できる熊本生まれの馬は年間200頭もいません
。需要が多いため、カナダからの輸入馬と北海道のばんえい競馬から流れてきた馬を熊本で一定期間飼育後、「熊本の馬刺し」「熊本直送」との表示で区別して販売してきました。
1年に熊本県で食肉処理される馬は約8000頭で、このうち6割超はカナダから輸入されています。
なぜカナダから?
生産量の多いカナダから仕入れることで、消費量の多さ補うとともに、「牧草で飼育されたカナダ産は、そのままでは肉質が違う。熊本で穀物を与えて霜降りに育てる技術力が熊本ブランドの源泉」と熊本の生産者組合が説明しています。
協議会の菅一次会長も「霜降りや安全管理、味などの面は海外とは全く違う。関係者が見たらすぐ分かる」と話す。
熊本の生産者さん達は、こういった自主ルールで協力し合い、熊本馬刺しブランドの保持を徹底するために、日々努力しているそうです。
あれだけの霜降り具合でもしつこさが残らない馬刺し、これは熊本ならではです。
まだ食したことのない方には、是非食して感じていただきたいですね。
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